はちみつレモン日記〜NYでの妊活と妊娠のはなし〜

30代半ば、妊活1年半。妊活や、その後の日記。ニューヨークに今だけ在住。年内に日本に帰国予定あり。

アメリカで婦人科検診、子宮筋腫のチェックから不妊科の予約まで

2020年2月の半ば。婦人科検診。今思うと、コロナでニューヨークがロックダウンされる前に受けておいてよかった。もっと早くてもよかったが、受けられるときにとにかくためらわずに受けることだと思った。

 

まず検査室に通されて、看護師さんから色々なことを質問される。

 

性病から、最終月経、持病のことから、薬をやっているか、という質問もあった。

 

そして、予約していたアジア系の女性ドクターと対面。できそうで感じのいい医者だった。診察台は、日本のようなカーテンが腰の辺りにあるわけでもなく、ドクターの顔が見える。女性ドクターにしていてよかった。恥じらいもないが。

下着を脱ぎ、検査着を着て、診察台に足を乗せて、脚が開き、PAPテストといっていわゆる子宮頸がんの検査をした。

 

カーテンはないがなぜかこの方が恥ずかしくない気がする。顔見えるような状態だが、話しかけられながら、器具を挿入される。

下半身を隠した日本式の方が何だか緊張するかもしれない。

 

そして、ドクターには、ずっと気になっていた子宮筋腫のことを話すと、では別で経膣超音波検査をしましょうということになった。

また、妊活を1年3ヶ月しているが妊娠しないことを伝えると、年齢が35近いことも踏まえて、Infertility、つまり不妊の項目にチェックをされていた。

 

最終的に、ドクターからは、不妊の可能性があるので、不妊専門医に診てもらうことを強く勧められた。筋腫については検査を予約して、その結果をふまえてその不妊専門医にアドバイスしてもらうようにとのことだった。

筋腫は、この婦人科ドクターからは、不妊への影響がどうかということまでは判断できないということだったからだ。

そして、この医者がいい、と同じグループ病院の不妊専門医、女性を紹介してもらった。同じ建物の別の階に不妊科があるので、そこに行き紹介してもらったと今日話して予約するようにとのことだった。

 

子宮筋腫の検査は、その日のうちに予約を取ってもらい、そのあとわりと待たずに検査ができた。

 

今度はドクターではなく、検査技師の女性だった。先ほどのように検査台に乗り、カーテン無しで、脚を開き、超音波検査機を挿入。でも、部屋は暗めにしており、モニターが私から見えるような位置にあったので、そこを見ていれば良く、検査技師の人が見えようが気にしない。

 

モニターを見ると、筋腫が確かにある。技師さんはサイズを測っているようだった。

 

そしてあっという間に終了。

 

その後、先ほどドクターの紹介のあった、不妊科に向かい、受付の人に話して予約をお願いしたところ....最短で6週間先しか空いていないそう。

 

でも、不妊の診察はどうしても受けたいしそれでも早い方がいいので、夫にも電話で相談して最短の日、3月下旬に予約をすることにした。

 

そして受付の女性(妙に親しみのわく顔だと思ったら、見取り図の守山さんに似てる)に、次回の生理2日目に血液検査の必要があるので、生理初日に電話で連絡するように言われた。

 

生理予定日が順調なら土曜日になりそうだったので不安な旨伝えたが、その時はメールしてくれたらいいと言うので、一旦は安心した。

 

そうして、私の婦人科検診は終わり、子宮筋腫の結果や不妊についての相談は1ヶ月以上先を待つことになったのだ。

 

また、ドクターからprenatal supplement を飲んでいるかと聞かれて、飲んでいないと言ったら、妊娠を望むなら即、飲み始めるように強くアドバイスされた。全然知らないことだったので、どれがいいかと聞くと、薬局に色々売っているが、こんなのがあると例を教えてくれた。

病院から帰る足で、薬局に寄り、私はネイチャーメイドDHA入りのprenatalサプリを買い、その日から飲み始めることにした。このアドバイスはありがたかったと、妊娠した後になって思う。なぜなら、葉酸などは妊娠前から摂取する必要があるから。そして、サプリとはいえ、妊娠するのに必要な栄養素を常に取っておくことは、きっと妊娠しやすい体にもつながるのではないか...と思った。

 

そして、費用だが、PAPテストと一般婦人科検診は保険がカバーして無料(元の請求書は$670ほどだった)。そして子宮筋腫のための超音波検査は、保険はまだdeductibleになど達していないので、全額負担になるところだが、保険会社のdiscountがあって、$440ほど。元値は$1000超え、10万円ではきかない。割引後だとしても日本からしたらかなり高いと思う。驚いた。

 

そして、ニューヨーク市は、この後3月の半ばに新型コロナウイルス の流行でロックダウンが始まり、私たち夫婦の不妊診察にも影響が出ることになる。

また、血液検査と3月の不妊専門医の診察については別で書こうと思う。