はちみつレモン日記〜NYでの妊活と妊娠のはなし〜

30代半ば、妊活1年半。妊活や、その後の日記。ニューヨークに今だけ在住。年内に日本に帰国予定あり。

妊活。渡米の前に出来るだけチェックアップをすませるべし。

妊活。ニューヨークに来てから1年半以上、毎月あれこれと試しているが、音沙汰なかった。34歳、半年を過ぎた頃から、おかしいな?不安が毎月押し寄せるようになった。このまま妊娠は難しいのではないか。

 

ところが、最近になって、生理が来ず、生理開始から6週目で妊娠検査薬が初めて濃く反応。

 

しかし、もちろんまだ流産の可能性もあり、まだ診察も受けていないので、全く手放しでは喜べないのだが。でも、少なくとも着床はできる体なのだ、ということがわかったことだけでも、大きな前進だ。。自分の身に起こるなんて、あまりに想像しておらず諦めモードだったので、判定線を見た時は信じられない気持ちと、冷静な状態で、少し喜んだ。

心配性なので、ネガティブなことも考えてしまう。でも、前進だ。

 

でも、ここまで夫婦で毎月の妊活はストレスのたねだった。そして妊活について、自分の体について、もっとちゃんと調べておくのだったと思ったのはすでに渡米後。

 

本当ならば、渡米前に、不妊治療専門のクリニックで検診を夫婦で受けておけばよかった。渡米直前に発見された子宮筋腫も、そのままにして来てしまった。

 

私の後悔からできるアドバイスとしては、もし、海外にある程度の期間住むことがわかったご夫婦で、子供を望むのならば、できれば、日本にいるうちに基本的なチェックアップだけは受けてくると、その後の無用な不安が多少は軽減されると思う。

そして、アメリカの医療費は、想像以上に高い。日本の不妊検診や、例えばHSGなんかは、破格にリーズナブルに受けられるのだと知ったのは、渡米後。日本にいるうちに、受けられるだけ検査はしておくといい。そしてタイミング法などの初期のステップも、そこまでの医療費ではないはずなので、すぐにでも妊娠したい気持ちがあれば、やっておく価値はあると思う。

 

不妊カップルは6組に1組とも言われ、まさか自分が。。と思うかもしれないが、十分に自分がなかなか授からないことに悩む可能性はある。

 

私は、心配性なのと、なんとなくのカンで、自分も悩むかもしれないなあという気持ちが20代の頃からあった。友達の出産のお知らせを聞いても、自分には経験することのようには思えずに、ネガティヴな想像をしていた。

 

そして、その通り、1年経っても妊娠の気配がなかった時は、本格的に焦り始めた。

 

こちらの医療費は、とにかく高い。帰国を待った方がいいかとも思った。そして、不妊のことで病院にいく、という心理的ハードルも日本より高かった。

 

そして、私の妊活とは、

渡米直前に子宮筋腫発覚。

渡米後、排卵検査紙を使用して、タイミングを自己流で予測して、タイミングをとること1年半。

1年ちょっと経った頃に婦人科検診。

そして不妊専門医の診察と基本の血液検査など。

 

それ以上の、HSGやMRIなどは行なっていない。医師に受けるように言われたが、保険会社のツールで見積もった費用が、MRIに至っては50万円ではきかないほど。ちょっと信じられない出費。そしてCOVID19の影響で、病院のキャパシティも十分でなく、またこの状況であまり病院に出向くのはしない方がよいと判断して、待つことにした。日本に帰国してから、できることをして、それまでは排卵予測とタイミングを続けることにしたのだ。

 

そして、この1年半、どんな感じだったか、ニューヨークで受けた婦人科検診など、断片的な記憶だけでも少し残しておこうと思っていたのがずっと延ばしていたのだが、始めることにした。

 

とにかく、ここでこれだけは言いたい。海外在住予定で、まだ日本にいらっしゃる方は、まさかと思っても、自分ももしかしたら悩むかもしれないという視点で、受けられる検査は受けておくと、不要な不安や待ち期間、海外での出費を減らすことができると思う。