はちみつレモン日記〜NYでの妊活と妊娠のはなし〜

30代半ば、妊活1年半。妊活や、その後の日記。ニューヨークに今だけ在住。年内に日本に帰国予定あり。

アメリカで婦人科検診を予約した〜以前からの子宮筋腫が気になって〜

渡米1ヶ月前、大きめの子宮筋腫がありそうだと、胃腸の内視鏡検査と合わせて行った超音波検査の時に胃腸科で言われた。

その不安を解消しきれず、渡米して1年以上経過した頃、妊娠の気配が1年以上ないので、子宮筋腫のことがとっても気になりだした。そこで、子宮筋腫のことを医師に聞くべくアメリカで婦人科検診を受けることを決意した。

 

まず、渡米前にその筋腫はどんな状態だったか、実はしっかりとは把握せずに渡米してしまったことがひとつ失敗だった。

 

発見当時、寝耳に水だった。

毎年、日本にいるときは婦人科検診を受けていたが、一度も筋腫は発見されなかった。胃腸の検査でまさか発見されるとは。そして「大きめ」とは!?

 

そして地元の地方都市で、レディースクリニックを受診。長い部分は5センチほどある大きめの子宮筋腫が確かにあると言われた。

 

しかし、今の私なら、不妊治療をしているクリニックを受けただろう。または十分に説明してくれる医院を選びたかった。

小さなクリニックだったのだが、そこそこ待合室は込んでいた。ピルの処方などもしており若い人もちらほら。でも、不妊治療を専門にしているわけではなく、一般婦人科だからなのか、妊娠を希望していると伝えて不安だから子宮筋腫を診て欲しいと言ったが、その女性ドクターはあまり親切ではなかった。妊娠との関連の説明は不十分だったし、画像も見せてもらえなかった。

 

「筋腫はありますが、妊娠には影響ないでしょう。半年間様子を見て、なんともなければ大丈夫ですが、痛むなどしたら受診してください」

 

具体的な説明はなく、私はそれでも当時は、「大丈夫」「様子見」という都合のいいワードだけを拾って、そのときはとりあえず安心したのだが、このことばは要注意!

 

具体的な説明なしに、甘い言葉を鵜呑みにしてはいけないと、1年以上妊娠しなくて不安になったときに気づいた、学んだ。

みなさんも、様子見、に安心しないで、根拠をちゃんと聞いた上で安心しましょう。

 

今思うと、画像も見せてくれなかったし、具体的にどこにあるのか、なぜ妊娠に影響ないのか、まで問い詰めるべきだった。

 

後になって、1年経ち、妊娠しない...となった時に思いついたのがこの子宮筋腫。何か影響があるのではないか、詳しい説明を聞いて、なぜ処置してこなかったのかを悔やみだした。

そして、やっと重い腰を上げた2020年の冬、アメリカで婦人科検診を受けることにした。

 

予約から、どうするのか右往左往。

 

まず、自分の入っている保険が、婦人科検診 annual checkupに関しては無料で受けられるという事だったので、(後から調べて分かった)、保険会社のマイページで病院&医師検索機能を使って、対象の病院を検索。Internal medicine(内科)の先生も婦人科健診をしているみたいで、けっこうの医師がヒットした。医者のspecialityも絞り込みできたので、Obsteric & Gynecology (産科&婦人科)の、女性医師に絞った。

 

でもこのデータが古かった.....

 

私は慣れないアメリカでの婦人科検診、ただでさえ日本でも気が進まないので医師選びは慎重だった。そこで、出てきた医師の名前をネットで検索。アメリカは、医師個人の評判が色々なレビューサイトに載っていたり、google mapにすら★がついていたりする。

 

ヒットした中にも、調べたら良さそうな医師がいたが、その医師の病院のページに行き、その病院は規模が大きく、ネットでも予約ができるのがとても便利だったのでその医師を検索すると、、新患は受け付けていない、の表示。そこで、保険会社の検索ページの情報の古さに気付く。

 

ちなみに、ニューヨークのNYUの病院である。

病院の予約を電話でする、という簡単にきこえる事が、どれだけ面倒か。以前、別の病院で電話予約をしたことがあり、その時にひどくたらい回しにされ苦労したので....(英語力の問題もあろう)、ネット予約ができるということだけで、もうNYUで婦人科検診を受けようという事が決定した。

 

病院のサイトから、直接、保険のプランに対応している医師を絞り込みができたのがとてもよかった。すると、保険会社のサイトよりも多くの医師がヒットし、時間を選んでネット予約ができた。多くの医師は翌日にも予約ができる程、豊富に枠があった。

医師は同様にネット検索して評判をみて、よさそうな女性の先生を予約する事にした。予約が1ヶ月先まで埋まっている先生だったが、たまたま、数日後の1枠だけ空きがあったので(直前キャンセルだろう)、即座に予約した。

 

そして、その日がやってきた。

次に、婦人科検診当日、どんなことを行ったかをレポートします。